夏の前日【漫画のレビュー】

作者 :吉田基已
出版社:講談社
巻数 :全5巻

※本記事には軽微なネタバレが含まれます
※評価はあくまで筆者の個人的な意見です

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こんな人におすすめ

  • 切ない恋愛話を読みたい方
  • 大人の女×大学生の男の恋愛話に興味が持てる方
  • サクッと短編のマンガを楽しみたい方

総評

3 out of 3 stars:最高!

 ※評価基準

 日吉ヶ丘芸術大学4年の青木哲生と月下画廊店長の藍沢晶、二人の淡く切ない恋。

 哲生は人付き合いが苦手で自分のやりたいことも明確に分かっていない。自分の内に入り込み、孤独に葛藤しながらも絵に向き合っていく。
 晶はそんな哲生の孤独、悩み苦しみながら自分を絵に吐き出していく姿に惹かれていく。

 晶は余裕のある大人の女性、かと思っていると後先考えず哲生に手を出したりと意外と抜けてる部分もあり、綺麗で可愛らしく、本当に魅力的に描かれていました。
 哲生も自分の未熟さに対する葛藤と、大学生ならではの悩みに本気で向き合い成長する姿が描かれており、読んでいてこちらの身が引き締まるような思いでした。

 二人の恋愛の一部始終は、おそらく賛否両論あるかとは思いますが、恋愛感情は理屈だけではどうにもならないなということを改めて感じさせてくれるような、そんな淡く切ない恋模様でした。

 興味を持った方は是非読んでみて下さいね! 

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